COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2009年11月05日

スタッフブログを見ていただけましたでしょうか?

私も皆と一緒に久しぶりに芦生の森へ入ってきました。

かつらの大木はいつもと変わらずに由良川の清らかな流れのほとりにどんと立ち、

私達を迎えてくれました。

 

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                   のほほん芦生6.JPG       のほほん芦生5.JPG  

 

冬を目の前にした森は一番の輝きの時を迎え、赤や黄色やオレンジに彩られ、

風が吹くとさやさやと綺麗な葉っぱを惜しげもなく散らせてくれます。

その積もった葉っぱの中を、かさこそと歩くのはなんとも贅沢な幸せな気分になります。

日本人に生まれてよかったと思えるひとときです。

 

                     のほほん芦生3.JPG

 

でもその森が本当に荒れているのです。

これは、リーマンショックどころの話ではありません。

 

 

100年に一度の経済危機だとかいうことで、クレコスもご他聞にもれずあおりを

受けて四苦八苦しておりますが、この森の荒れ方、ひいては日本の世界の自然が

危機的な状況にあるということを考えると、人間の営みが小さなものに思われます。

この自然の変異の前には人間なんてほんのちっぽけなものだと思い知らされることが

クレコスにも起こりました。

 

 

今年の天候不順でへちまの生育が過去に例が無いほど悪く、収穫量が大きく減少しました。

へちま水のメーカーさんの話によると、熊本は取水時期の8月~9月にかけて例年の

26%しか雨が降らず予定収穫量の約三分の一しか取れなかったとのことです。

 

 

 人間の力ではどうにもならない不可抗力とも言うべき天候不順による不利益を

生産者のみに負わせるべきではないと言うことで、生産者からの購入価格を例年の

倍の価格で購入したのでクレコスの原料としてのへちま水も値上げに協力して欲しい

というお話をしに、社長さんが大阪まで見えました。

社長さんの心意気に応じて、快くお受けいたしました。

 

 

この厳しい時代にクレコスとしても辛い決断ではありますが、ここは生産者を守る

ことが先決です。

一番辛いのはせっかく手塩にかけて育てた作物が天候不順でうまく育てられなかった

農家の方たちだと思うのです。

ぜひ来年に向けて頑張っていただきたいと心からエールを送りたいと思います。

 

 

さて、それぐらい貴重な年に一度しか取れない大地の恵みを一杯受けた、へちま水を

私達はたっぷり使わせていただいて、綺麗にならせていただいているのです。

自然の力と農家の皆さんの努力に感謝して使いたいものだと思います。

ちなみに、メーカーさんにストックはありますので商品供給への心配は今のところ

ありませんし、クレコスも値上げはせずに頑張りますのでご安心下さい。