COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2012年05月31日

 

ご愛用者の方や、販売をしてくださっている方たちと新緑の奈良を歩いてきました。

 

小雨が降ったりやんだりのあいにくのお天気でしたが、木々の緑がきれいで心地よい

散策です。

 

 

まずは奈良といえば大仏さん。

ご案内の東大寺の方に詳しくお話を聞きながらの特別拝観です。

 

 

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特に圧巻は大仏様のお座りになっているとこ。

連弁の台座の上に上げていただきました。

そこから見上げる大仏様の大きいこと!!

今から1300年も前に、人間が下から見上げるだろうという事を計算に入れて、バラン

スを取るために、頭は大きく作られているそうです。まずは大仏様を作ってから、本

堂を立てないと入りませんよね。

 

 

その木造建築の屋根だけで何千トンにもなる重い建物を、この程度の柱で支えられる

のかしら?

瓦一枚が15キロ、それが15万枚以上?

重さ数千トンとか!!大丈夫?

そんなに重い屋根で。

 

でも大仏様の体重も250トン!

 

平日でも一日1万人の入館者が来られるそうです。

さすが大仏さん、全てにわたってスケールが違います。

奈良にお客様が来られるたびに、お連れしているのですから何十回も拝んでいるとは

思うのですが、そのたびに感動します。

 

 

奈良公園を歩いて、春日大社へ。

こちらも宮司さんのご案内で特別参拝をお願いしました。

お祓いをしていただき、玉ぐしを供え、二礼二拍手一礼の作法通り参拝し、クレコス

の皆さんが幸せに暮らせますように...とお祈りしました。

 

 

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後で宮司さんから、

「春日大社は国を守る神社なので、世界平和と日本の安寧をお願いするところです。

こうお話しすると、みんな先に言ってくれればいいのに...といわれます。」

と笑っていらっしゃいました。

 

 

和やかな時間でしたが、とても大きな気というか、自然というか悠久の時に包まれて

いる心地よい空間がそこにありました。

 

 

全員が気持ちが洗われたようなすがすがしさと感動を持って、いざ腹ごしらえへ!!

 

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奈良でミシュランに載った"清澄の里粟"の奈良町店で夕食です。

ここは三浦さんというご夫婦が、自分たちで畑を作られ、奈良野菜を種から栽培され

おいしくお料理として出してくださるお店です。

 

 

テレビや雑誌ですっかり有名になられましたが、クレコスも様々なかかわりがあり、

時々寄せていただきます。皆おいしいお野菜と、大和牛に大満足。

 

 

 

翌日は興福寺で様々な仏様や阿修羅像を拝観し、昼食はまたまたミシュランに載った

蕎麦どころ"玄"へ。

 

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100%の蕎麦の細さと味に大満足。

蕎麦がきと蕎麦湯も体験したことがないほどの美味に感激しきりです。

 

後は奈良町の風情を味わいながら、お土産を求めました。

 

 

クレコスが生まれ育った町奈良。

その特別の奈良と美味しいものの旅、奈良の魅力を知り尽くすために5年計画であちこ

ち旅行します。

 

来年は法隆寺へ行く予定です。

 

皆さんもお気軽にご参加下さい。

 

2012年05月02日

 

全国的なニュースで何度も取り上げられ皆さんご存知とは思いますが、若者の街から

大人の街へ変身した渋谷にヒカリエという大きな商業施設が出来ました。

そのB1にお化粧品のフロアがあります。

 

 

その一角に白木で出来た素敵なオーガニックコットンのお店『天衣無縫』さんが出店

されました。

 

あちこちのデパートに出店なさっていて、オーガニックコットンのタオルを中心に、

同じコンセプトのクレコスを一緒に販売してくださっています。

おかげさまでヒカリエにも置いていただくことが出来ました。

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それにしてもやはり東京はすごいですね!!

人の数がけた違いに多いです。

また新しいもの大好き、きれいなもの大好きでたくさんの人々がヒカリエに来られて

います。

 

本当にどのお店もきれいで素敵なものばかりで、とても幸せな気分になります。

その中にクレコスも仲間に入れていただいてとても幸せです。

 

さてそのオープンのお祝いに行ってきました。

せっかくなので、『天衣無縫』でクレコスの販売を手伝ってくれている友人と久しぶ

りに東京に泊まることにしました。

 

いいところで安く泊まれないかと探し回ってくれて、なんと一泊30,000円以上

はするフォーシーズンズ椿山荘に、ビジネスホテル並みのお値段のキャンペーンを見

つけました。

 

これはすごいとウキウキホテルへ。

さすが一流は違います。

まずホテルマンが洗練されています。

かけてある絵、置いてある調度品がすべて本物の年代ものか、大作。

田村能里子さんの絵がシリーズで壁面にあります。

赤の絵の具がとても素敵な雰囲気を醸し出しています。

ロビーや廊下の展示品を見て歩くだけでも、心が満足します。

 

 

また、2万坪を有する庭園は山縣有朋公爵の命名で、広い庭の一角には平安前期の作

といわれている三重塔が広島から移築されています。

 

 

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平清盛が第一回の修復をしたとか。

 

 

お庭を散歩するとここが東京の真ん中であることを忘れてしまうような深山幽谷の雰

囲気で、タヌキも住んでいるそうです。

 

 

もうすぐ蛍が飛ぶらしく、蛍の幼虫は桜の散るころの雨の夜、水中から陸へ上がりそ

れからの一日の平均気温の累積が500度になった時に飛び始めるそうです。

不思議ですね。

 

 

それにしても、東京の真ん中でこれだけの庭園があるとは驚きです。昼間の大人のヒ

カリエの最新の施設と、夜の落ち着いた大人のラグジュアリーなホテルにとても満た

された一日でした。